GONKURABE

だら科日記

大学受験を”失敗”する人たち

今年も,大学受験を終え,多くの高校生や浪人生が大学生になった.

気になっているのは「失敗する人たちの多さ」だ.ほとんどの受験生が大学受験を失敗する.目論んでいた志望校に行くことが出来ず,妥協案として選んだ大学に通い始めている.ここで大切なことは,それが「ほとんどの」大学生だということだと思う.

 

「この大学にいきたい」と思うのは簡単だし,そう言っていれば周りもそれを後押ししてくれる.親は塾にも通わせるだろうし,家庭教師をつけるかもしれない.ほとんどの学習塾や家庭教師は儲けることが最優先なので,儲けることが前提の提案をしなければならない.そのとき,「高い目標に向かって頑張らせることほど,儲けられる(コマ数を増やせる)ことはない」んだということをわかってなければならない.

 

また,高い目標を持たせていれば,そこに向かっていくのでモチベーションが保ちやすいとも思っている.もちろんその作用はあるだろう.しかし,言わずもがな受験はゲーム性の高い知識遊びであることがほとんどなので,志望校に受かりたいなら,志望校に受かるための対策を立てるほうがよほどムダもなく受験生にとっても為になるだろう.

 

生徒たちはなぜその大学に行きたいと思っているのか,とりあえずそこを問える教育者が増えるといい.適当な目標をもたせられず,大学受験を”失敗”させてはいけないと思う.